認知症介護の解決したい問題点

認知症介護の苦労

実際に認知症と判断されてからどんな問題が発生して、何が未解決なのかというものをまとめたい。その中に開発のきっかけとなった問題も含まれている。

問題の種類

・徘徊。
・器物破損。
・大声を出す。
・水を出しっぱなしにする。ガスの火をつけっぱなしにする。
冷蔵庫の食べ物を台無しにする。必要以上に外に出したり、中に生ごみを入れたり
・食物を食べ続ける。
・食べ物ではないものを調理、食べたりする、吐き出す。
・布製品をまとめて持って行ってしまう。
・家族友人を敵だと思い込んで威嚇、武器となるものがあれば攻撃。
・以前の取引先や警察に電話。無茶な注文をしたり、救出を依頼する。
・お金がない、なくしたといって金を借りたがる。
・不安感に襲われ続け、何気ない会話も自分が責められていると感じでイライラする。
・そこにはない幻覚をみる。(カーテンに虫など)
・自分の年、今日の日付を言えなくなる。
・夜起きて、朝寝るなどの昼夜逆転行動。
・テレビでやっていることに自分が参加した気分になる。(災害現場を見た後なら、早く逃げろー!とか叫んだり)

「冷蔵庫の食べ物を台無しにする。必要以上に外に出したり、中に生ごみを入れたり」のイメージ




「食べ物ではないものを調理、食べたりする、吐き出す。」のイメージ

※奥さんに描いてもらいました。

認知症に対しての誤解

以前は、忘れる病気だと思っていた。昼食をとった後に、「メシはまだか?」と聞くのは食べたことを忘れているからだと。ここから先は論文が出ているわけでもなく、精神科の先生に聞いたわけでもない私個人の感想を記述する。
なので、鵜呑みにはしないでほしい。

忘れる病気ではなくて、判断を間違う病気ではないだろうか。

短期記憶は確かに間違うことは多いのだが、「食べたものを忘れたから、食物を食べ続ける」というのは原因と結果がつながらない。視覚情報の正常な判断ができないとか、空腹だと判断できないのではないかと考えた。
それをコンピュータシステムに置き換えてみるとこんな感じ。

× メモリーの異常。短期記憶にエラーが発生するので異常行動をとる。
〇 電圧の異常。センサー類が出してきた信号を受け取るも、十分な電圧がないのでOFF判定になる。

アナログの信号をデジタルに変換するときに、電圧が不安定だったりノイズ(パルス)が入ると誤動作を起こすというハードウェア(ルータ、ファイアウォールなどのアプライアンス)のトラブルに似ていると感じたのだ。

視覚から伝達された映像情報が脳内で処理されるが、電圧が足らないためにモザイク状の画像となって処理が始まったりすると、網目模様が蜘蛛になったり、コルクの模様が岩の割れ目に、自分の妻がお手伝いさんに見えるようになるのではないだろうか。