認知症介護対策の電子工作制作物のまとめ(冷蔵庫に電子錠)

認知症介護で困ったこと

認知症介護の解決したい問題点こちらに列挙したなかで、IoTを使って解決できるのは「冷蔵庫の食べ物を台無しにする。外に出したり、中に生ごみを入れたり」ということだったので観音開きの冷蔵庫にくっつける、オートロックでRFIDタグ、カードによる開錠ができるものを作った。


※アイキャッチ画像やこの絵は奥さんに描いてもらいました。

ブログに公開する理由

一緒に仕事をしている人々と会社を立ち上げ、製品化して売ろうという話があったのでブログに乗せてはいなかったのだが、会社を立ち上げるというプロジェクトから抜けることになったので、この企画は僕が引き取ることに。

このような経緯で晴れてこのブログでまとめたり一部技術を公開したりできるようになった。見た人に作ってもらったり、使ってもらえたら嬉しいと思う。

コードネームを付ける

友人、一緒に仕事をしている人々に相談しながら製作を開始。直後に「コードネームを付けるといいよ」というアドバイスをもらったので、開けゴマをアラビア語でいうと「イフタフ(開け)ヤー(掛け声)シムシム(ゴマ)」というらしいことが検索で分かったので、シムシムに決定。

記載したいこと

とりあえず、記録はmantisにとっといてあるんだけれど、まとまりないし、紆余曲折があるので書きたいことを箇条書きでここにまとめておこうと思う。書き終わったらリンクを張る。

    ■詳細な仕様について


    説明用のスケッチを作りました。ipadで作成するも鉛筆ツールで基本的には描きあげたので1500×2000の解像度を持ってます。サムネイルクリックするとでかい奴が見れます。

  • 設置した様子
  • バッテリーはどれくらい持つのか
  • どの程度の力まで耐えられるのか
  • 電池が切れた時はどうするのか
    ■制作過程について

  1. 認知症介護を軽減する電子工作の制作物
  2. 最初のアイディアとラフスケッチ
  3. Arduino UNO 互換製品を使った試作機第一号
  4. Arduino Nano互換製品を使った試作機第二号
  5. Arduino Nano互換製品を使った試作機第三号
  6. RFIDを製品化するときに関係する法律
  7. RFIDの配線とArduinoスケッチ
  8. RFIDカードの特定領域に書き込むArduinoスケッチ
  9. SG90サーボモーターの配線
  10. RAVPowerを電源にしたときに苦労したこと
  11. 3Dプリンターで作った土台
  12. 3Dプリンターで作ったカバーと、RAVPowerを起動するためのボタン
  13. USBケーブルを自作してRAVPowerとの間を結んだこと
  14. シムシム実地テスト記録

IoTと鍵は流行ったのかと思わせるぐらい、類似プロダクトは多い。
どうもスマートロックというカテゴリができているらしい。サムターン回しが必須なところが共通かなぁ。主に防犯やオフィスの内鍵的な使い方のようだ。